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三菱・ディオン

三菱の救世主となるか

 ディオンはハッキリ言って、今の三菱車の唯一無二の救世主である。パジェロがあ るじゃないか! と言われる方もいるかもしれないが、俺に言わせるともはやこのジャンルに市場的爆発力はない。もし、今のラインナップの中でオススメできるクルマを教えてください!と言われたら答えはこれしかないのだ。というのもなにより安いから。なんせ5ナンバー3列シートのミニバンでいながら、たった150万円台から用意。要するに、今や完全なる定番人気商品となったホンダ・ステップワゴンの三菱版なのだが、値段はそれより10〜20万円も安いとくる。これは魅力的である。なぜ安く出来たのかというと、切羽詰まった三菱が、ハッキリとこのクルマのベースとなったディンゴ(シャリオだったかも?) とシャシーはもちろん、内装まで共有化してコストダウンを謀ったからで、俺はこれはスタッフの英断だと思う。確かにスタイルとインテリアのデザイン的なマッチングはイマイチだが、この際、そんなのはどーでもよろしい。価格の方がよっぽど大切だ。 唯一の問題はスタイルで案外個性的なのできっと賛否両論だろうけど、個人的にはワリといいと思う。実際、売れてるみたいだし。ってなワケでようやく、三菱さんも売れるクルマを造るコツを思い出してきた! って感じ。今、ちょいと気になる一台である。伊藤さんガンバレ!(三菱のステキな広報マンのことね)

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プロフィール

バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

小沢コージの現在の連載

ベストカー/三推社
愛のクルマバカ列伝
ENGINE/新潮社
日本自動車永代蔵
LAPITA/小学館
輸入車の愛し方
時計Begin/世界文化社
時計中毒の人々
宝島/宝島社
山内一典×小沢コージのクルマミシュラン
smart/宝島社
GO! SMART CARS GO!
週刊プレイボーイ/集英社
俺車
TranScooter/ニューズ出版
バイク異能人の作り方
FORM/ニューズ出版
クルマはスポーツウェアだ!
webCG/二玄社
小沢コージの勢いまかせ!!
nikkeibp.jp/日経BP社
小沢コージのアンチエイジングカー
バツラジ/TBSラジオ
木曜日:男のモノいじり!

小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?