第1回 山内一典 さん
「映画のヒットはキミのせい!?」
はい、唐突だけど始まりました。コージの部屋。例の長寿番組のバクリなんだけど、要は俺のお友達と話す部屋。第1回は『週刊宝島』で一緒に連載企画をやってるGT3の山内さん。GT3ってのは、ソニーPS2用の例の世界的クルマゲームソフト、『グランツーリスモ3』のこと。俺のライバル!? って言いたいところだけど、実は初代『グランツーリスモ』は世界で1000万枚! も売れた超絶ソフト。社会的地位、世の中への貢献度じゃ俺とは比べ物になりましぇーん。ほぼ同じ年なのに。 ま、別にいいんだけどさ。 とりあえずレッツらGO!(ちなみにこの収録は2001年に行われました)
小沢 あのですね。GT3売れてますか?
山内 はいおかげさまで。もう既に600万枚(発売直後で確かこれくらい。間違ってたらゴメン)
小沢 うーん、凄すぎる。くやしい。俺もそれくらい売れたい(笑)。やっぱ旧作買ってた人なのかな?
山内 そうでしょうね。
小沢 俺も買ったしな。でもあんまりやってない。ヒマなくて。っつうか、俺、根本的にゲーム苦手なのかも。飽きっぽいから。せっぱ詰まらないとやらない。だから今度レースやる前にやりますよ! たぶん(笑)。ところでどれくらいで取り合えずの開発費はペイするんですか?
山内 25万枚ぐらい。
小沢 ゲ! あとは全部儲けか。自分がなさけなくなるからこれ以上はきかないようにしよっと。ところで最近、例の映画の話きいたんですけど、あの『ドリブン』でしたっけ、それから『なんとかなんとか』(笑)。えー、これじゃわかんないか。あの『ドリブン』の対抗って言われてる、日本のチューニングカーが出る奴。GT−Rとかでまくりの。
山内 あんまりくわしくないんですけどね。そういうのあるらしいですね。今。
小沢 映画なんてみるヒマないだろうな。忙しすぎて。で、もはやその『チューニングカー物』の一人勝ちらしくて、やっぱね。GTーRとかランエボの魅力って凄いんだよね。特にアメリカでは。いや、ヨーロッパもそうか。
山内 それは僕も感じますよ。本当に向うの人って走るの好きだし、日本のクルマは人気ありますよね。
小沢 で、それってアナタのせいだと思うんだけどね。実は。GTシリーズみて日本車にハマったと。違います?
山内 あはは。なんか手前ミソみたいで嫌ですけど、そうですよ。かなり。実際、そういう声聞きますもん。ゲームやったら実車を運転したくなったって。本当にGT−R買ったとか。
小沢 そりゃそーだよなぁ。普通やりたくなるよなぁ。無修正のエロ本みて、パツキンとやりたくない奴なんていないもん。いやー、罪作りな男ですなぁ。っていうか日本のメーカーもっとお礼したほうがいいかもね。山内さんに。
山内 いやいや(笑)。