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2011年12月26日

[ コージの告白2011 ]

28日夜9時から東京モーター年末大反省会!!

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突然ですが、明後日28日21時からその日の終わりぐらいまで、USTREAMのLivedouga原宿で東京モーターショー大反省会!?みたいのをやることになりましたので、TMS大反省会をよろしくお願いいたします。
ちょいワル加藤大編集長に吉田由美先生も出ます。あとちょっとしたクルマバカ様にも。
ツイッター等でボヤき返しも可能ですのでぜひ!

2011年12月06日

[ コージの告白2011 ]

章男社長に直訴!? いたしました!

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 一般公開日初日、ななんとトヨタ自動車の豊田章男社長に偶然遭遇したので、直訴!? してしまいました。といっても本当は感想を述べただけなんですけど、それも「反則気味ではないか」と。
 詳しくは今掲載されている日経トレンディネットを読んでいただきたいところだけど、いい意味での“確信犯”ですからね。よろしく〜(笑)

2011年12月01日

[ コージの告白2011 ]

ドラえもんで本当にいいのだろうか?

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 今年の東京モーターショー、トヨタのイメージキャラクターはドラえもん。気持ちは凄くわかる。クルマはのびたにとってのドラえもんのような存在であって欲しい。確かにその通りだ。

 でもね。これ、外人からみると良くわからないし、チャイルディッシュって捉えられても仕方ない気がするんですよね。それとも東京をローカルショーって割り切ってるんだろうか…もったいない…
小沢コージのビューティフルカー

2011年11月25日

[ コージの告白2011 ]

実はさっきコレ買いました!

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 詳しくは敢えて言いませんが…(って写真みればわかるか)ついさっきの先日コレ買いました。まだナンバーついてないんだけどね〜衝動買いですな。でも、この時期掘り出し物はあるね。それに不況といっても、日本市場はデカい。ま、コップの水を少ないと見るか、多いと見るかの違いですが…
 しかし、早く乗りたいです久々に!

2011年11月08日

[ コージの告白2011 ]

教祖降臨! 感動は人からしか生まれない

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久々にブッチギリの存在感を持つ開発者、いや魂に出会った。その名も水野和敏氏。そう、現行GT-Rの開発者だ。
ついいろいろ今に夢中になるタイプなのでその感覚を忘れかけていたが、久々にお会いして圧倒の渦。 
今回の2012GT-Rの話はもちろん、韓国の話、最近のモータージャーナリストに対する話まで、出てくる出てくる…もう言いたいことの山!! おそらく水野さんに会う人は、まずクルマの出来に感動し、さらに“こういう人からGT-Rが生まれたのか”と分かってダブルの感動が押し寄せるのだと思う。そして往年の感動を作りだした人、本田宗一郎であり、盛田昭夫であり、松下幸之助であり、「感動は人が作る…ただし、その“人”は普通ではいられない」という真理に辿り着くのだと思う。
この事実を、もっと国単位で認めて推進しなければ、この国のモノ作りは変わらない気がしたが…こういう宝のような人を、継続して生み続ける国になれば、アジアはもちろんドイツにも負けない凄い国になると改めて思った。
同時に、その事実をどこまでシステムがわかっているのかと思った。それともこういう人は、どこからかポッと生まれ出るとでも思っているのだろうか。

2011年10月26日

[ コージの告白2011 ]

香港サイコー!

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久々香港に到着。15年以上ぶりな気がする。新しい空港ができて、すっかりモダンになって、あー、中国に返還されて困ってるかと思ったら、中国が儲かってるから逆に潤ってるのかもしれない…
ってそれより気になるのはあまりの日本車の数。それもミニバンだ!!
アルファードに、ノアヴォクシーに、ステップワゴンに懐かしいハイエースなどなど勢揃い! 特にホテル前、日本より多いんじゃなかろうか?
そのほかカローラも多くて、タクシーはほとんど日本車だね。クラウンコンフォートとか。ずばり日本車7割に、メルセデスBMWなどのドイツ車3割のイメージ。
正直嬉しくなりました。諸外国でK国車に追い詰められてるだけに(苦笑)

2011年10月17日

[ コージの告白2011 ]

幻のミシガン牛!?

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 グルメネタを続けるつもりはなかったんですが、つい…
 写真が今一つなんですが、目からウロコのデトロイトの続き。今度はステーキを食しに行ったところ、これまた予想外の旨さ。自分が頼んだのはリブステーキで、食べるところは見た目の半分ぐらいなんだけど、柔らかくて、コクがあって、いやはやなんとも…
聞けば、昨日のハンバーガーに続き、ネタはおそらくミシガン牛! 「数が少ないから、あんまり外に出してないんだよ」だそうな。
ミシガン牛…そんなのあったんかい! 

2011年10月15日

[ コージの告白2011 ]

アメリカはオイシイ

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ヤバイ…わかってないことありすぎでしたわオレ…。
デトロイトでシボレーの取材を終え、帰ってきたばかりで、目からウロコが落ちまくりだったが、雑談から入ると実は衝撃的だったのはハンバーガーの旨さ(笑)。
 チェーン店的なファーストフードとは確実に違う…かといって高級レストランの味でもない…しかし、全米ベストに入る味。いやはや世界は広い(反省)

2011年08月21日

[ コージの告白2011 ]

テリーさんとバイク

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久々とある(といっても明白だけど(笑))イベントでテリー伊藤さんとお会いしました。詳しくはどこかで書きますが、ま、相変わらずのキレたコメントぶり。本当にこちらが欲しいことを答えていただけます。
コージ バイク、結構厳しいですよね?
テリー そう? 俺の好きなモノは大丈夫だよ。ぜったい流行る。
 ってな感じ。根拠はしつこいですが、別で書きますが、まあ、バイクの可能性を久々にかみしめた次第ですわ。

2011年08月04日

[ コージの告白2011 ]

悪意と善意

 最近、ネット環境が多様化して、いままでにないコミュニケーションができるようになって、つくづく思うのは人には善意と同じだけ、悪意があるということだ。あるいは、悪意と同じぐらいだけ善意があると言い換えてもいい。
 人は人を陥れることで得る快感と、人を助けることで得る快感の両方がある。善意の方が多いと信じたいが、それはどうだかわからない。

 この震災でも改めて感じた。この全体に漂う善意は本当だ。本当に救いたいと思っている。だが、一方で悪意もある。そして最近は、その本当の配分がよく分からなくなってきている気がする。
 悪いイメージだった人が、実際に会ってみるとそうでなかったり、ウワサ話を本人に確認すると全然違っていたり、情報が1人歩きしている。人の多面性が、よりあぶり出されるようになったこともあるだろう。

 今後の人間関係は、ますます複雑になって、特に人との上下左右の位置関係を常に気にする日本では、それがことさら増長されていく。

 今まででいうその人の「本当の価値」以上に、その人のコミュニケーション力が左右する。そういう、時代になっていくのかもしれない。
 

 

[ コージの告白2011 ]

地震起きてNHKひと安心!?

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昨日テレビ局の人と飲んでいて気になる話を聞いた。想像すればわかることだが、今回の震災は追い風だったというのだ。特にNHKにとって。
というのも7月後半に行われた地デジ切り替え。あれは、深刻化するテレビ離れをさらに促進する可能性があった。特にテレビ離れが進んでいる若い層に。中でも心配していたのがNHK。ただでさえ減っている受信料収入がさらに減ることが予想されたのだ。
地デジ導入と同時に→テレビなんか見ない受信料も払わない! というNHK、恐怖の負のスパイラルだ。

ところがどっこい3月11日の大震災。あそこで公共放送の重要性、ありがたさを再認識した人が多く、今回の切り替えでは意外なほど受信料契約が減らなかったという。ホクホクってことはないだろうが、地震に助けられたカタチだ。

もちろんパケット通信だけできればいいという人もいるだろうが、あのテレビの圧倒的映像力に打ちのめされた人も多いだろう。

風が吹いて桶屋が儲かる…ではないが、地震起きてNHKひと安心!? というところだろうか。

2011年07月27日

[ コージの告白2011 ]

ビールとクルマのポジショニング

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 最近、ビールが旨い! 実に旨い。昔は「とりあえず…」ではないが、繋ぎというか、イメージや爽快感を目的に飲んでいる部分があった。確かに最初のひとくち目のキレは他に代えようがなく、味というより、なんて言うのか…夏の暑い日、ミント系シャンプーを使うように飲んでいた。

 それが最近、変わったのだ。その後も旨い。具体的には某JR駅名と同じビールを飲み始めてからだが、二口目、三口目も旨い。ポジショニングが変わってきたとすら思う。
 その昔、「俺は、ずっとビールでいいんだよ」という親父がいて、気持ちが分からなかったが、今はそうではない。
 これはどちらかというと、ヨーロッパ、それもドイツスタイルではないかと思う。本当に彼らは、ずっとビールを飲み続けているからだ。

 そう考えると、食べ物、飲み物って結構国によって違う。同じ物でも役割がかなり違う。

 例えば餃子だが、中国では主食だったりする。これがゴールというか、おかずは別にあるのだ。どちらかというとイタリアのパスタに近い。ところが、日本では餃子をおかずにご飯を食べたりする。最近俺はご飯をあまり食べないので、餃子だけでフィニッシュに至る事も多いが、それでもおかず感覚は変わらない。

 話は変わるが、クルマもそうだ。クルマは欧米、特にヨーロッパでは生活必需品であると同時に、文化として認識されている。文化というとオオゲサだが、娯楽としてちゃんとリスペクトされている。例えば今、パリの美術館では、ラルフ・ローレンのコレクションが全車展示されており、個人的には非常にうらやましい。見に行きたいとすら思う。

 ところが日本ではちと違う。クルマはもちろん必需品だが、敵視もされていて、そういう俎上にすら上がらない。「無ければいい」と思っている人すらいるのだ。もちろん、欧米にもいるが、そんな人は少数派。

 比べると日本では、特に大手マスコミ、公的機関は、クルマに対して生活必需品以上の魅力を感じない。そういう風に躾けられているとすら感じるくらいだ。

 若者のクルマ離れは、こういう風潮が引き起こしている部分もあると思う。

 話がそれてしまったが、要するにビールもクルマも、その魅力が正しく理解されてない部分がある。
 もちろん、本当に好きな人は知っている。でも、普段飲んでいても、使っていても、軽視している人は確実にいるのだ。

 もっとその本当の素晴らしさを分かる人が増えてくれるといいのだが…

2011年07月19日

[ コージの告白2011 ]

女子球技プレイヤーというもの

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 少し前に僕は聞いたことがある。とある女の子に。彼女は女子フットボーラーとしてかなりのレベルだった。なでしこも見えていた。しかし、高校を境にやめてしまった。なぜか。
「くやしくて仕方ないんです。自分がオンナだということがわかってきて。中学に入る頃から、だんだん自分の腰に、お尻に脂肪が付き、丸くなる。それをだんだん止められなくなる。するとどうなるか? それまで自分よりヘタだった男の子に抜かれていくんですよ。フェイント一発で抜けていたのが抜けなくなり、技術の無い男の子にスピードで抜かれていく。凄くくやしい。最初はなんとか筋トレで食い止めようとがんばるんだけど、これがなかなか大変で。女子は鍛えても鍛えても、筋肉がすぐ脂肪になっちゃう。きっと(スケートの)真央ちゃんとかも大変だと思いますよ」。
 そうなのだ。女子スポーツ選手に共通する悩みは、思春期辺りから身体が急に女性になっていくこと。主に女性ホルモンの分泌により、お母さんの身体になっていくわけで、それはそれで喜ばしいことだが、ことスポーツ選手としては喜ばしくない。
 特に幼少期、男子と肩を並べてやっていた球技プレーヤーはそれが顕著だ。サッカー、野球、ソフトボール。どこかで自分の身体の「オンナ」に気づき、がっかりする。ある意味、身体のキレのピークは13歳。それは一流であればあるほど認めたくないだろう。結果、必然的に女子だけのスポーツに切り替えることになるわけだが、気の強い人ほど男子に負けたくないという思いがあるから燃え残った気持ちは延々と残る。というか、それがあるからこそがんばれる部分もある。
 僕は、女子ソフトボール選手とも話したことがあるが、彼女たちはびっくりするほどすがすがしく、ある意味その様は、少年に似ている。真っ直ぐで、とことん熱く、がんばり屋。妙な駆け引きなし。大人のオンナのしたたかさはそこにはほとんど入り込む余地がないのだ。
 でもだからこそ球技に打ち込めるのだと思う。
 今回のW杯優勝を通じて得た感動の中には、ある種のピュアさがある。お金の罹った男子スポーツとも違う、妖艶な女子のフィギュア競技とも微妙に違う透明感のある感動。変な言い方だが、色気のない、欲っ気のない感動とでも言うべきか。しかもそれは日本女性に不思議と似合う。そういう民族なのかもしれない。
 尽くす、献身、ひたむき…なでしこ、とは本当に良く付けた名前だ。
 こんな感動ってあったんだなぁと思う。これはしばらく浸っていられそうだ。

2011年07月11日

[ コージの告白2011 ]

勝ちに不思議の勝ちなし、負けに不思議の負けあり!?

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 日本代表女子サッカーのベスト4への戦いを見ていて、ああ、これが本当のリーダーっていうんだろうなと思った。そう、澤穂希選手だ。そのプレーもそうだが、なによりも試合後のインタビューだ。

「日本には失うものがなかった。日本のサッカーができれば勝てると思った」

「ドイツの方がプレッシャーがあった」

「なでしこの歴史を変えられるように頂点を目指して頑張っていきたいと思います」

 驚いた。完璧に状況が分かっていたということと、偶然でもなんでもなく、本当に狙いにいって勝ったという事実に。もちろん苦労人の多い女子サッカー。他の選手もこの試合の重要性は身に染みていたに違いないが、澤選手ほどちゃんと冷静に、なおかつ未来まで熱く語れた人はいない。「うれしい」「みなさんの応援が力に」という言葉がほとんどだった。
 
 それは正直、リーダーのそれではない。喜びつつも、冷静に分析し、未来を思考する。うーむ、さすがだ。さすが過ぎる。

 その昔、日本女子サッカーは中国にも負けていたそうだ。それがベスト4。すでに実力2位のドイツを破り、1位のアメリカの背中も見えている。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言うが逆だと思った。「負けに不思議の負けあり、勝ちに不思議の勝ちなし」。勝ちたいと本気で願い、努力し、自分と味方を鼓舞し続ける人がいないと上には行けない。

進化の原点には真のリーダーが必要なのだ。真の勇気とタフネスと目的意識が必要なのだ。才能以上に。

俺もがんばらねば…と思った。

2011年06月26日

[ コージの告白2011 ]

ピーターフォークとクルマバカ

俺が最初にアメリカのドラマを真面目に見入ったのは刑事コロンボだった気がする。クルマバカな人によっては、コンバットだったりする事も多いのだが、とにかくあのキャラクターの濃さというのは、今ではあり得ないレベルだろう。
コロンボという役柄の前に、ピーターフォークの名がくる。海外の俳優を名前で覚えたという例でも最初の方だったはずだ。日本で言えば、渥美清がそうだろうし、笠智衆や佐藤蛾次郎なんかもそう。なぜかみんな『男はつらい』よだが(苦笑)。
さておき、告白でもなんでもないが、俺が自分の連載『愛のクルマバカ列伝』を解説する時にいつも使っている説明方法がある。
「あれは、刑事コロンボ方式なんですよ」と。
要は最初の20行で今回の登場人物のキモを予め紹介する。その後に謎解きのように、バカさ加減を教えるのだ。無意識なのか意識的なのか、どのタイミングかで刑事コロンボの再放送を見た時に、「あ、クルマバカと同じじゃん」と思った。

きっとものぐさな俺にピッタリの方式だったのだ。俺は昔、探偵小説とかを結構読んだときに、ああ…最初のお勉強の部分がなければなぁ…とたまに感じていた。登場人物、その関係性、歴史的背景、そのほかを覚えてから、本当の楽しみが生まれる。お勉強好きな人は、きっと気にならないんだろうけど、特に長い小説ともなると、その前置きが長いと思う事が多い。もちろん、そこにも喜びはあるのだが、忙しいと時折、途中で投げてしまう(苦笑)。

だから刑事コロンボを最初にみたときに、あ、このやり方があったのか! と思ったのだ。謎解きで一番重要な結論を最初に見せてしまう。見た後では、なーんだ…だが、やる前には相当な勇気が要っただろう。実際、その後他にこのやり方を常習化しているドラマをあまり見たことがない。

というわけで、私のクルマバカは、刑事コロンボあってのもの? なのだ。もしかして。もちろん監督が考えた手法なんだろうけど。

では、ピーターフォークに黙祷を捧げよう…

2011年06月20日

[ コージの告白2011 ]

発見! “小沢コージ検定”

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わけあってネットで小沢コージを検索してみたところ…ななんと小沢コージ検定なるものを発見!

 これが面白くて難しいんだな、意外と。気が向いたらやってみてください! ちなみに私は何点でしたでしょう(笑)

小沢コージ検定

2011年06月06日

[ コージの告白2011 ]

意外といいけど意外に悪くもあるWiMAX

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いまワイマックスを使い始めてるが、一度繋がったらやっぱりよい。十分。
が、河口湖で使えなかったのはともかく、都内でも一度繋がっても時々切れ、先日は全日空ホテルロビー(2F)でも途中から使えなくなった。まだ把握してない部分もあるが…まだまだだのぅ…がっかりじゃわい。
しかも写真のように、本気では繋がっててもパソコン上ではつながってないなんてことも。うーむ。なんとかしてくれぃ!

2011年04月24日

[ コージの告白2011 ]

WCOTYにリーフ!! の本当の見方

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先日、NYショーで発表された世界カーオブザイヤーことWCOTY。不肖、小沢も関係しているので説明させていただくと、ぶっちゃけそういうムードだった。っていうか、最終選考の3台に残ったのはアウディA8とBMW5シリーズで、ある意味有利。
世の中エコだっていうのは、グローバル認識だし、海外ジャーナリストこそ、日本人以上に分かり易くインパクト重視。当然、革新的な2台に票は集中したわけだ。受賞理由はさらっと「It is a great joy that the world’s first, mass-marketed electric vehicle」ってなもんで、最初にグローバルで大量生産EVを作ったのは、細かい問題はさておき文句ナシの功績。迷いはなかったみたいね。
「結果的には日本の応援にもなったし、良かったと思うよ」とはとあるオーストラリア人ジャーナリスト。そういう気持ちはみんなが持っていた。ありがたいものだ。

ただこうしてNYで、カルロス・ゴーンでもなく、志賀さんでもなく、北米日産のBrian Carolinさんが、トロフィー持ってると一瞬どこのクルマだかわからなくなる。っていうかクルマがつくづくグローバルな存在になっているのを感じる。
でも確実に日本の技術だけどね。電池開発も車両開発も。

とはいえ本当の勝負はこれからでしょう。本当に年間5万台、数年後には多方面で50万台!! が達成できるのか。ソイツこそ見ものだ!

2011年04月23日

[ コージの告白2011 ]

人は今しか見ない

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遅ればせながら初めて磁浮ことMAGLEVに乗りました。そう、上海のリニアモーターカー! 時速500キロは毎回出ないって話だけど、今回もそう、だいたい450km手前って感じでしたね。でもど迫力!
言わば、ジェット機の離陸直前が延々という感じで、上海外れからプートンの空港まで10分? 5分!? ぐらいの感じ。車両がバンクするのには驚いたな。ちょっとしたジェットコースター感覚。

一番危機感を持ったのは今回のモーターショーもそうだけど、人は今しか見ない…ということ。こうやってリニアモーターに乗り、コピーの減った上海モーターショーに来ると、中国のデカさを感じる。だんだん本当にバカに出来なくなってくる。芸能人がそうであるように、昔どんなに売れていても、“今”出なくなると、落ちた…と言われる。それは国も同じだ。

日本が世界の一流国と言われ続けるためには、中国の問題だけではなく、常に頑張り続けていなければならない。
だだし、日本はそもそも大国ではない。小さく技術と文化を持った国だ。サイズにあった個性を持たなければならない。それも強烈な個性を。
凄く繊細で、人を傷付けない。それはそれで強烈な個性だ。それは未だに世界を圧倒しているようである。
しかし、その内側に秘めた身内を大事にし過ぎる…悪いくせも見受けられる。それをどう抑えるのか。優しさを保ったまま。それが最大の課題なのだろう。
それもシステムとしてそうなっている。国の中枢部が。いやはや根深い。でも何とかしたい…何とかしたいものである。

2011年03月20日

[ コージの告白2011 ]

リーフで考えるクルマ自給自足生活

こういうのを書いてみました。ご意見お聞かせ下さい。
http://www.webcg.net/WEBCG/essays/ozawa_koji/e0000024102.html

2011年03月18日

[ コージの告白2011 ]

日本のニュースに英語のテロップを!

ふと思ったが、日本のテレビ番組、特にニュース番組は下に英語のテロップを流すべきではないだろうか。おそらく海外、特に英語圏の人は日本のニュースを見てもわけがわからない。すると映像を見て、通訳なり、海外局の人間が英語で注釈を付けるなり、解説をするわけだ。
そこには間違いなくなんらかのギャップが発生する。
要するに今回の問題には日本語の壁もからんでいるということだ。もちろん、日本のニュースにバイアスがかかっていることは否定できないが、そもそも正しく日本発の情報が伝わってない可能性がある。
少なくとも情報を世界で共有する。それだけでも海外における日本への誤解のいくつかは防げると思われる。これは国益に繋がる。
特に全国キー局は大した負担ではないと思うので、ぜひとも一考いただきたく思う。ついでに海外に映像を発信するチャンスでもある。

2011年03月15日

[ コージの告白2011 ]

自粛反対!(過度なね)

いま一部、新車発表会等の自粛などが続いている。ガソリンを無駄に使わない、電気を使わない…は基本的にはいいとは思う。会社を休んで自宅で家族と無駄なく仕事…もいい。
ただし、精神的な自粛は反対だ。一部記事にも出てるが、やりすぎは逆効果。見極めは難しいが、やれることは
●節電
●寄付
ともうひとつ
●普段通りに仕事をがんばること。

ってなわけで原稿書かねば(苦笑)。出張行ける人も行ってください。

2011年03月13日

[ コージの告白2011 ]

詩的なチカラ

今ラジオとテレビとツイッターと各インターネットを見たり聞いてしているが、単位時間の情報量が多いほど、妙に煽る物が多く逆に少ない方が安心出来る物が多い気がする。テレビは確かに圧倒的だが、ショッキングでドライ、ラジオもある意味生々しいが、一番現場に適切で人を力づけている気がする。それとツイッターが今回は使えるんで驚いた。詩の力のような感じだ。
実は今、家族はわりと田舎に住んでいるが、一番繋がった。全く危険のない(なんてこともないが)海岸沿いだが、いきなり道路の信号が付かなくなったそうだ。衝撃的なシーンだったに違いない。

この時代、どういう情報体験をするかは、その人の人生に対する影響が大きい。つくづく正しいメディアの選択が重要だと思った。少なからずその世界にいる自分、ますます頑張らねば。

それから確かに節電も大切だ。だが考えれば無理やり会社から帰る方がよっぽど無駄なのではないのか? 安否が確認できればよいではないか。一晩風呂に入らなくても人は死なない。それとも今のオフィスは寝ると怒られるのか? それもあるか(苦笑)

2011年03月02日

[ コージの告白2011 ]

うる星時代

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最近とある人と話をしてからすっかりブログを書く気がなくなってしまった。イカンイカン。というわけで、リハビリがてら大して意味のないことを整合性もなくつらつら書くことにする。
本当の話、ここ最近またSNSというか、インターネットによるコミニュケーションの在り方であり、存在が問われているように思う。
おそらくこういう「発言」を延々としていられる人は限られている。ある種意思の強い人とナルシストとビジネスマンだ。そこには優秀な人と、普通の人が混在している。
それ以外は、自分がノッテるときに書くだけの人だ。それが大多数。
果たして一番の問題は、この手のブログが意外なほどその人を表してしまうことである。スケジュールから始まってパーソナリティ、情報収集能力、いろんなものをさらけだす。それは案外恐ろしいことで、それに気づき始めている人もいると思う。
最近、入試問題が暴露されたように、あるいはいろんなスキャンダルに繋がるように、この手のコミニュケーションツールは使いようによっては、毒にも薬にもなる。しかも、実際のところ毒となる危険性の方が高い。誰もが無邪気にやっているといつかは気づくときがくるだろう。とんでもない時代が来ていることに。
深く考えれば考えるほどブログめいたモノはキラクにやってはいけないのだ。明らかな営利目的でやる以外は。あるいはこの手のモノが性格に合っている人以外は。
この手のコミュニケーションツールには相性が確実に存在する。しかし、僕らの時代はまだいい。合わなくてもパソコン苦手、ブログ苦手の一言で結構片付けることができる。
しかし、これからの子はそれだけではきっと済まないはずだ。携帯はもちろん、メールを普通に使いこなせないと、ネガティブ要因として認識されるだろう。そこからくる新たなるイジメも発生するだろう。逆にモテる人も。
今後もいろんな事故、事件でますます「インターネットなんか無ければ良かった」と思う瞬間がいっぱい出てくるはずだ。もちろんメリットもあるし、なにより否応無く、俺たちはその世界に深く関わらざるを得なくなっている。
もうそろそろ覚悟を決めないといけない。インターネット用の顔を作らなければいけない。しかもそれは、ブログとツイッターとミクシィとFacebookでは微妙に違ったりする。いろんな顔を使い分ける人が、未来ではおそらく成功するのだ。その手のいわゆる大人力みたいなものは過去も求められたが、これからもますますカタチを変えて求められるだろう。
ああ…とりあえず、さし当たって私は今まで通りにテキトーにこなしていくことにします。いったいどうなることやら(苦笑)

2011年02月10日

[ コージの告白2011 ]

COTYの最も正しいタイミング

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 今、俺も選考に加わっているワールドCOTYこと、世界カー・オブ・ザ・イヤーが大詰めを迎えている。今年のポイントは、やっぱり日産リーフがどうなるかだろうね。
 欧州COTYではリーフ、北米COTYではシボレー・ボルトが獲得。正直、どちらも市場にそんなに出回っているとは言えず、いわゆる<意義>を評価してのもの。そこに賛否両論あって、特に欧州では発売前に決まって事もあって、文句も多かった。
 それも分かるが、1つ俺から言えるのはCOTYは売れたクルマの賞でも、大衆に支持されたクルマに対する賞でもないってことだ。ぶっちゃけ意義であり、インパクト。
 そういう意味では必ずしも間違ってないと思う。それと、一度選んでみると分かるが、他のラインナップの中で、この2台はどちらも光る。光るというのは、つい選びたくなる存在だということだ。
 ただ、きっとクルマ好きにとって、クルマは道具である以上に、自分たちの仲間。俺たちの知らないヤツの中から選ばれても…というところだろう。
 サッカーに置き換えてみると分かるが、メッシがデビュー前にバロンドールに選ばれたとして、どんなに上手くても支持したくないかもしれない。例え、ジャーナリストの間では、天才と騒がれていても…
 また、さらに難しいのは、新車はやっぱり新しいウチに評価すべき部分があること。そこはサッカー選手と違う。クルマが発売後1年に評価すべきもの…とされていたらこの問題はなくなるが、そもそもモータージャーナリストという存在自体が、発売直後になんらかのジャッジをするというか、させられる存在であって、「みんなが乗る前に」という部分を本質的に備えている。
 だからこちらとしては発売直後でも大して違和感がない。そこが一番の考え得るギャップなのだ。
 これを解決するには賞の規定を変えればいい。ただし、これはこれで問題があって発売後1年たってのCOTY…それって本当に魅力ありますか? ってことなのだ。あー、悩む…

2011年01月15日

[ コージの告白2011 ]

日本は将来ランボルギーニ大国になる!?

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話は飛躍するが、実は今、日本人の世界チャンピオンって結構多い。そう、ボクシングで。いろいろ疑問符の多い亀田兄弟はさておき、歴代最強とのウワサも高い長谷川穂積選手ほか西岡利晃選手、粟生隆寛選手、内山高志選手と既に4人おり、昨年終盤に敗れた石田順裕選手や未だに人気の高い内藤大助選手なども、そのレベルとするとざっと6〜7人いる。
お説はさまざまで昔に比べ階級分けが細かくなったとか、団体が増えたとか、いろいろあるが、結構フに落ちる回答を先日聞いた。
それは日本がビンボーになったから、というモノだ。
あとはもういいでしょ。結構、納得できませんか? もちろん、ここまで厳しいのはリーマンショックの08年終盤以降だけど、それ以前失われた10年どころか20年も超えていたし、年収300万円の時代から、年収200万円ぐらいの時代になりつつある。
草食系と言われつつもハングリー系も育っている。そう考え、不況も悪いことばかりではない? と観るのはいかがでしょう。

つまり、今後日本にもハングリー系スーパーカーの代表であるランボルギーニが密かに増えるかも!?!? というコージ的大胆仮説なのでありま〜す(笑)

2011年01月14日

[ コージの告白2011 ]

遂に『壮快』登場!

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今までにないメディアに登場することになった。その名も『壮快』!! ぶっちゃけご年配向け健康雑誌で、なおかつ担当ネタは穀類抜きダイエット!! 知らない人のために言っておくと、俗に炭水化物ダイエットとかローカーボダイエットと呼ばれる奴で、俺が友人Y氏から教わった奴を確か5〜6年前、業界に結果流行らせることになったもの。それをなぜか編集部の方が聞きつけ、取材とあいなった。ホント、世の中どこからどう繋がるかわからないものであーる。
しかし、炭水化物ダイエットは改めて考えるとほとんど魔法である。今となっては身体に馴染んでしまったので忘れかけている部分もあるが、太り=カロリーの量! では決してない。
実はカロリーの質!! なのである。
ってなわけで詳しくは次号『壮快』をぜひお読みくださいませ…

2011年01月06日

[ コージの告白2011 ]

がんばれ味千ラーメン!!

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みなさまあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!
というわけで新年そうそう中国ネタだが、向こうでナニに励まされたって実は味千ラーメン(拉麺)だ。いきなり北京国際空港の一番と言ってもいい見晴らしの良い場所にあり、入ってみたらマジで日本の味。旨い、早い&ホッと安心(笑)。メニューもそう。
それだけじゃない。サービスのシステム、挨拶の元気の良さまで完璧日本の外食カルチャーで、しかも当然ながらほとんど中国の客。熊本の人からすると当たり前なんだろうけど、結構、勇気づけられました。がんばってんな〜と。
調べてみたら創業者は台湾出身の方だけど、完璧に熊本本拠地で熊本育ちで、ただし、90年代前半から中国進出してんのよね。素晴らしい先見性!

他にも日本には優れた外食産業がいっぱいあるけど、たぶん日本中心でまだまだ味千ほどじゃない。オレも人の事言えないけど、もっとドシドシ海外に出ねばね。今さら…って考えたら始まらない。まだまだだ!!
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バラエティ自動車ジャーナリスト
小沢コージ

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中のバラエティ自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『CAR SENSOR』『日経トレンディネット』『carview』など連載多数。一時はTOKYO MX「アンダーステア」でメインパーソナリティ、現在NACK5「おとこラジオ」に時折ゲスト出演。クルマ以外の著作も多く、今年1月にはロンドン五輪のトビウオジャパンを取材した「つながる心」(集英社)を編集、時計分野でも『時計BEGIN』にて連載中。最近、上海オフィスも完成し、中国進出中!!
愛車はロールスロイス・コーニッシュクーペ&ホンダ・エディックス&トヨタiQ。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

小沢コージの単行本


『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』
(宝島社 13年5月)


『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』
(集英社 13年1月)


『クルマ界のすごい12人』
(新潮社 08年6月)


『国産車の愛し方』
(小学館 07年2月)


『力説自動車』
(小学館 06年春)


『小沢コージのクルマ苑』
(ロコモーションパブリッシング 05年秋)


『愛のクルマバカ列伝』(右)
(講談社/三推社 99年冬)


『クルマ選びのハッピー&ブルー』
(アスペクト 98年春)

小沢コージの現在の連載

ベストカー/三推社
愛のクルマバカ列伝
ENGINE/新潮社
日本自動車永代蔵
LAPITA/小学館
輸入車の愛し方
時計Begin/世界文化社
時計中毒の人々
宝島/宝島社
山内一典×小沢コージのクルマミシュラン
smart/宝島社
GO! SMART CARS GO!
週刊プレイボーイ/集英社
俺車
TranScooter/ニューズ出版
バイク異能人の作り方
FORM/ニューズ出版
クルマはスポーツウェアだ!
webCG/二玄社
小沢コージの勢いまかせ!!
nikkeibp.jp/日経BP社
小沢コージのアンチエイジングカー
バツラジ/TBSラジオ
木曜日:男のモノいじり!

小沢コージの不定期寄稿誌

過去、扶桑社『週刊SPA!』、小学館『ビックコミックスピリッツ』、文芸春秋『NUMBER 』、主婦と生活社『LEON』、世界文化社『BIGIN』、光文社『週刊DIAS』などに寄稿。またやるかも?